2019-11-19 第200回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
○参考人(吉田晋君) 恐れ入ります。 先ほど申し上げましたけれども、私どもにとりましては、この英語四技能につきましては、そもそもの高大接続改革のスタートとして、日本の今の英語教育において話すことそして書くことが欠けているということで、現行の教育課程の中で高校三年卒業時に英検準二級相当は五〇%以上ということですが、公立高校の実態は今二二%であると。そして、実際にその二二%の一つの理由に、私はこれも費用
○参考人(吉田晋君) 恐れ入ります。 先ほど申し上げましたけれども、私どもにとりましては、この英語四技能につきましては、そもそもの高大接続改革のスタートとして、日本の今の英語教育において話すことそして書くことが欠けているということで、現行の教育課程の中で高校三年卒業時に英検準二級相当は五〇%以上ということですが、公立高校の実態は今二二%であると。そして、実際にその二二%の一つの理由に、私はこれも費用
○参考人(吉田晋君) 私ども私立学校といたしましては、既に、大学入学希望者に求められる共通の学力として高等学校教育を通じて育まれる学力のうち、知識、技能を十分有しているかの評価を行う、この思考力、判断力、表現力等を中心に評価するものであるということを基本にしまして、それに伴いましてしっかりとこの数年間学習を進めてきたところでございます。
○参考人(吉田晋君) ただいま御紹介いただきました日本私立中学高等学校連合会の会長をしております吉田でございます。 本日、私は、私立学校に通う生徒たちの思いをというか、代弁者としてこの場に伺わさせていただきました。子供たちはこういう場に出ることができませんので、子供たち自身が今どういう思いで、特に高校二年生、この時期に何ゆえにこの来年のセンターテストについて、大学入学希望者テストですか、につきましてこのような
○吉田参考人 ありがとうございます。 私は、基本的には、資格検定試験というものはやはり個人の資格テストですから、それは個人が負担すべきものだとは思っております。 ただ、現実に所得の低い方がいらっしゃることも事実ですので、それはやはり都道府県その他各地域において、特に優秀な学力のある人であれば更に上の試験を目指さなければいけないと思いますし、今非常に海外への留学が減っているというお話もありますけれども
○吉田参考人 私ども私学といたしましては、はっきり言って、この四技能をしっかりと身につけさせるということは国の方針ですので、しっかりとやっていきたい。 そして、現実に今、私立学校だから、お金があるから四技能試験を受けられているみたいに思われている部分がございますけれども、決して私立学校に通っている生徒の所得が多いわけではございません。そしてまた、地方においては、はっきり言って公立学校の補完校的な要素
○吉田参考人 失礼いたします。ただいま御紹介いただきました日本私立中学高等学校連合会の会長の吉田でございます。本日、このような機会をいただきましてありがとうございます。 まずもって、はっきり申し上げまして、突然の中止に、準備してきた生徒たちに申しわけないなという気持ちが最優先で起こっていることが事実でございます。 ただ、けさも朝礼で、十一月一日付で大臣から、「受験生をはじめとした高校生、保護者の
○吉田参考人 公私間格差につきましては、いろいろ考え方があると思います。 ただ、実際問題として、まず基本的には、成り立ち。私立学校は、先達たちの思いによって、その学校の独自の教育をしたいという思いで、寄附行為によって成り立っています。 片や公立学校の方は、日本の国民の教育力を上げるということで、特に戦後、高等学校の設置というのはふえまして、公立学校の数もふえ、そして、当初は学区制がしかれておりまして
○吉田参考人 三年前のことでございますけれども、突然三月三十一日に法案が決まって、四月一日からの実施ということでした。そういう中で、私立学校にとりましては決して無償化ではございませんでした。ですから、逆に言えば保護者負担が軽減されたということで、少しでも私立学校を選択する枠が広がったという受け取り方をさせていただきました。 義務教育でもないのに無償ということについては、私学の中でもいろいろと意見があったことは
○吉田参考人 ただいま御紹介いただきました、日本私立中学高等学校連合会の会長をしております吉田でございます。本日は、このような場をいただきましてありがとうございます。 早速ですが、本題に入らさせていただきます。 現行制度におきましては、低所得者でも私学を選択しやすくなったことは事実ではございますが、公立高校が無償という表現がされた分、ほぼ同額の支援が私学に実施されましても、感覚的には無償の公立高校
○吉田参考人 今の国際教育という部分でございますけれども、私ども、帰国子女の生徒というものは、まず第一に何を考えているかというと、私は大きい言い方をすれば国の犠牲者と思っています。日本の国のためにお父様、お母様たちが働く、そのために海外に転住する、子供たちも一家転住ということで移っていく、そしてそこでの教育を受けざるを得ないということで、日本に一人で残るということは当然できないわけですから、ある意味
○吉田参考人 ただいまの御質問でございますけれども、私ども一つ理解できませんのは、今回の法案というのはあくまでも保護者に対する授業料の軽減の問題でございまして、学校に対する経費の問題、経常費の問題ではないと思っております。ですから、今の段階においては、私ども私立学校は私立学校の特色ある教育を実施するための授業料を徴収する、そして国からの経常費補助金をいただく、それによって学校教育を行っていくということでございますので
○吉田参考人 皆様、おはようございます。ただいま御紹介いただきました日本私立中学高等学校連合会の吉田でございます。 本日は、私立高校の教育振興に対して日ごろから皆さんに御協力をいただいておりますところでございますが、さらにそれを深めていただく意味も込めまして、私立学校の立場で御意見を申し上げさせていただきたいと思います。 まず、今回のこの法案についてでございますが、子供たちは親を選べない、したがって